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【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】


[165]森末(仮):2014/03/09(日) 00:27:56 ID:???
片桐「やあ、板野。 昨日は惜しかったね」
板野「えっ……あ、片桐さん!」
松山「(ん? げっ、なんだこの人、この真夏に背広なんか着て……)」
三杉「(おまけに趣味の悪いサングラスだ……)」

そんな折、不意に板野に対して何者かの声が届く。
一体なんだろうと振り向けば、そこには相変わらずサングラスをかけ表情が見えないサッカー協会の偉い人。
板野に対してちょっと贔屓をしちゃうお茶目さんな片桐の姿があった。
当然、彼と面識のない三杉と松山は一体何者なのかと不審な目を向けるのだが、
片桐が自己紹介をし板野もまた説明をすると、相変わらず訝しがる目をしながらも警戒は解く。

板野「お久しぶりです、片桐さん。 それで、何かお話が?」
片桐「ああ、だが今日は君にじゃない。 ……武蔵中学の三杉くんだね? 今日は君に話があるんだ」
三杉「? 僕に? なんですか?」

まさか自分に話があるとは思ってもいなかったのか、三杉は最初驚いたような反応を見せるものの、
すぐさま冷静さを取り戻しコホンと咳払いを一つしてから片桐の話を聞く。
片桐の持ってきた話の内容は、当然ながら板野にはわかっていた。
三杉淳を全日本Jrユースのコーチとして勧誘をする――そのイベントは本編でも原作でも、この決勝戦で観客席で行われたのだから。

三杉「コーチ、ですか……。
   ですが、大会には参加していない選手をコーチとはいえ招集していいんですか?」
片桐「君も知っているとは思うが、大友の中山くんがいるだろう。 それに……浪速の中西くん。
   まだ決定はしていないが、彼らも選手として招集する可能性があるんだ。
   それに比べれば、コーチとして招集をするのは何ら問題がない」
三杉「えっ、中山や中西も……?(……中山はともかく、中西が選手として登録されて僕はコーチか?)」
松山「……三杉を選手として集めるのは何か問題があるんですか?
   はっきり言って三杉の実力の高さは誰もが認める所です。
   ……プレイ時間の制限はありますけど、実力的に中山や中西が選ばれるのなら問題は無いと思いますけど」


0ch BBS 2007-01-24