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1- レス

【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】


[180]森末(仮):2014/03/09(日) 02:00:55 ID:???
戦況は再びこう着状態に陥り、お互いに中盤での争いが続く形となる。
早く同点に追いつきたい南葛としては再び攻めに転じたい所であったが、
ここで南葛にとって今まで払ってきたツケの代償が現れ始めていた。

中里「ハァ、ハァ……」
石崎「な、中里ぉ……」
高杉「(頼りすぎちまったか……肩で息してるじゃねぇか……)」

前半戦は守備に奔走し、後半に入ってからは攻撃にも参加をしていた中里。
彼の疲労はこの灼熱の太陽が輝くフィールドも手伝ってか、無視できないレベルまで蓄積をしており、
もはや彼一人の力で同点に追いつこうとするのは不可能な話であった。

井沢「(今から中里を上げる……駄目だ、そうしたらもう中里は全てを出し切って交代させる事になっちまう。
    そうなったらこっちの守備力の低下は免れない……中里には最後まで試合に出て貰わなきゃならないんだ。
    ……やっぱりいつも通り攻めるしかないのか?)」
滝「(くっそー! シュートまでは持って行けるってのに!)」

こうして焦りの募る南葛面子であったが、かといって有用な打開策が思いつく訳ではない。
結局、いつも通り滝のサイドアタックからのセンタリングで来生と長野に決めさせるしかなくなるのだが……。

若島津「(そろそろ体力が心配だ。 浴びせ蹴りは出来んが……)貴様ら程度なら問題はない!」
長野「くっ、くそっ! くそっ!!」

やはり空中戦においては若島津を超える事は難しく、
浴びせ蹴りを使ってこない若島津に対してすら彼らは思うようにプレイ出来なかったのだ。

そして……。


0ch BBS 2007-01-24