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【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】


[199]森末(仮):2014/03/10(月) 00:25:56 ID:???
高杉「あーあぁ、若林さんがいてくれさえすればなぁ……」

ここで修哲トリオの輪に入ってきたのは、同じ修哲出身でありながらイマイチ彼らとは一括りにされないDFの高杉である。
彼の第一声はここにはいないかつての天才GK――若林源三の不在を嘆く声。
実際に彼がいたのならば結果は恐らく違っていたのだろうが、あまりにも情けないその言葉に井沢は眉を顰める。

井沢「言っても仕方ない事だろ、確かに若林さんがいればもっと思い切って攻める事が出来ただろうし……勝てたかもしれないさ。
   だけど若林さんはいないんだ。
   俺達イレブン……それに控えやマネージャー、監督も合わせて南葛中学サッカー部はやってきたんだろ。
   情けない事言うなよ……」
来生「つーかそれ、お前が1番言っちゃ駄目じゃねーか? DFじゃねーかお前」
滝「(来生の奴、たまーに直球の厳しい事言うんだよなぁ。 まあ今回に関しちゃ俺も同意だが)」
高杉「……ぬぐぐ」

若林への忠誠心だけは無駄に高い高杉は、この発言に対して皆からも同意を得られると思っていたのだが、
返ってくる言葉は冷たいものばかりか高杉の南葛中学DFとしての責任や誇りを問うような声。
これには高杉も思わず二の句を次げなくなるなり、そんな高杉の様子を見て井沢は再びため息を吐く。
これでも、高杉が悪い奴ではないという事は井沢達もわかっている。
ただ異常なまでに若林に対する神格化が激しすぎ、それが少し悪い方向に出てしまっているだけなのだ。

井沢「……それにしても懐かしいな、若林さんか。 今頃どうしてんだろうな」
滝「さぁなー、便りがないのは元気な証拠って言うし割と元気にやってるんじゃないか?」
来生「西ドイツってどこにあるんだ? アメリカか?」
高杉「(……そういえば若林さんへの報告どうしよう。 むざむざ負けましたなんて言いたくないなぁ……)」

修哲トリオ+αは、ここにはいない天才GKに思いを馳せた。
彼らがその若林源三と再会をするのはもう少し先の事である。


0ch BBS 2007-01-24