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【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】


[313]森末(仮):2014/03/11(火) 23:20:34 ID:???
〜 東邦学園 サッカーグラウンド 〜

若島津「タケシ、反町、小池! もう1本だ!」
沢田「若島津さん、そろそろやめた方がいいんじゃないですか? 合宿ももうすぐですし、体を休めないと」
小池「監督からは一応疲れを残さない程度にって指示出されてるしな」
若島津「この1本で今日は終わりにする。 付き合ってくれ」
反町「……これで本当に終わるぞ。 よし、それじゃタケシ上げてくれ!」

合宿を前にして、東邦学園の選手たちはグラウンドに集まり練習を行っていた。
大会から帰ってきた直後は彼らも板野と同様、戦いで疲れた体を休ませていたのだが、
それも十分に取れたと思しき日に若島津が沢田達に練習に付き合ってくれるよう頼んだのである。

若島津から頼みごとをされるという珍しい事態に沢田達はぎょっと驚いたのだが、特に断る理由も彼らにはない。
北詰監督に許可を得、合宿前に体を壊さないようにとハードワークは禁じられつつも彼らは練習に没頭をした。

若島津「(次こそはマグナムボレーを止める……そして、俺こそが世界一のキーパーであると証明してみせる!
     その為には俺の最大の長所の飛び出しの鋭さを磨くしかない!
     これさえ鍛え上げれば、板野のマグナムボレーとて恐れる事はない筈なんだ!)キエエエエエエエッ!!」
反町「うわああああっ!?」

若島津を突き動かしていたのは、次こそは板野のマグナムボレーを止めるという強い意志によるものだった。
強気ではあるものの、決して彼我の実力差を把握出来ない程の愚者ではない若島津は、
現時点では自分のセービング技術で板野のマグナムボレーを止める事は難しいと理解をしていた。
しかし、自分の最大の武器――飛び出しでの空中戦の強さを生かせば、板野のマグナムボレーを弾き返せる筈であるとも考えていた。

若島津「(俺は負けん……! 誰にも……誰にもだ!!)」

日本一のキーパーという称号を手にしても尚、若島津健という男は満足はしていなかった。
愚直なまでに、誰にも負けない力というものを彼は誰よりも求めていた。

※若島津が「スキル・飛び出し+2」を習得しました。


0ch BBS 2007-01-24