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【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】


[409]森末(仮):2014/03/12(水) 21:28:17 ID:???
こうして板野達が練習をしていた頃、一方では立花兄弟が不敵な笑みを浮かべながらゴール前でシュート練習に明け暮れていた。
無論、練習中である為に足への負担が大きくかかるスカイラブハリケーンなどの大技は控えており、
そのような状態で放つシュートはキーパーとしての練習をしている若島津に悉く弾かれるのだが……。

和夫「監督、ちょっと見てもらいたい技があるんですけどいいですか?」
見上「技? ああ……勿論だ。 それで、どんな技なんだ?」
政夫「大会が終わってから編み出した、シュート技です。 おい滝、ゴール前にボール上げてくれよ」

今日の練習が終わるという時間の直前、立花兄弟は監督に新技を見てくれるようにと進言をした。
見上はこれを聞いて二つ返事で承諾、スタメン候補ではあるもののいまいち使いにくい立花兄弟だが、
何か大きな決め手になるものがあるならば戦術を建てる際に役に立つ。
見上の了承を得ると、立花兄弟はセンタリングを上げる事に定評のある滝にゴール前にボールを上げてくれるよう頼み、
ゴール前で構える若島津に相対するのだった。

滝「それじゃー行くぞー! それっ!」

ポーンッ タタタタタタッ

見上「(2人で並走……スカイラブハリケーンではない、か。
    ん? しかしあのままではポストにぶつかる……トライアングルシュート?
    いや、2人同時に走っている。 あれでは……)」

政夫「行くぜ、和夫!」
和夫「おうっ!」

ガィンッ! ガィンッ!!

見上「はっ!?」
若島津「なに……!?」
滝「うおっ!? 2人で飛びやがった!」

政夫「へへん、本邦初公開!!」               和夫「これが俺達のデルタツインだァッ!!」


0ch BBS 2007-01-24