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【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】


[440]森末(仮):2014/03/12(水) 22:58:49 ID:???
見上「……では、改めて聞こう。 松山、若島津、板野。
   お前たちは次回のキャプテン選挙に、キャプテンとして立候補をするんだな?」
松山「はい」
若島津「はい」
板野「はい」

最終確認とばかりに見上が質問をすると、3人は口を揃えてYESと答える。
その言葉に満足をしたのかどうかは知らないが、見上はギシリと音を立てて椅子にもたれかかりつつ、
どこか納得をしたかのように笑みを浮かべて更に続けた。

見上「よし、わかった。 立候補を受け付ける。
   では7日目まで――無論それ以降もだが、キャプテンらしい振る舞いに気を付けるように。
   特にチームメイトには嫌われんようにな。 反感を貰っている者がキャプテンでは誰もついていくまい」
松山「ええ、わかってます」
若島津「……? それだけですか? 何か他にお話があるかと思っていたんですが」
見上「私が決める事は特に無い。 何がキャプテンとして相応しいか、どうするのがキャプテンらしいか。
   自分で考え、自分で動け。 以上だ」

それっきり見上は口を閉ざすと机に向かって何やら書類の整理を始める。
本当にこれ以上何も話すつもりはないのだなと考えると、若島津がまず一番に立ちあがり退室。
板野と松山も顔を見合わせつつ、一礼をしてから部屋を後にするのだった。

若島津「(松山はともかく、板野……奴にキャプテン経験などあるのか?
     ……まあいい、合宿中に力を見せつければ俺がキャプテンになるのは自明の理だ。
     所詮、力には誰も抗えん)」
松山「(板野、若島津……どっちがキャプテンになっても文句はない。 選んでもらえるよう、精いっぱい頑張るぞ!)」
板野「(根回し……とかした方がいいのかなぁ。 どうしよう……。 森崎みたいに上手く出来る自信はないや)」

こうして一日目の夜は更けていった。


0ch BBS 2007-01-24