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1- レス

【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】


[594]森末(仮):2014/03/14(金) 23:37:07 ID:???
>★前半のシーン1→ スペード2 ★
>井沢「(やっぱりトップ下は無理かよくそ〜っ!)こんな奴ら相手なら俺も負けないのに!」 井沢が存在感を見せた。
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サッカーにおいて、花形のポジションは何処かと問われれば、
恐らくは殆どの者がトップ下かCFWであると回答をするであろう。
無論、DFやGKの華麗なディフェンスも素晴らしいものであるが、基本的にはそれらは地味。
素人が目にして一番わかりやすいものは攻撃であり、最も目立つポジションと言えばやはりトップ下かCFWとなるだろう。

そして、この練習試合で元のチームではトップ下を務めていたというのに、
ボランチというやはり地味な攻守の繋ぎ目の任に充てられていた男がいた。

井沢「………………」

南葛キャプテン、井沢守である。
本来ならば守備力が皆無と言える筈だった彼は、
この世界ではあまりにも低下してしまった南葛の守備力を見かねて鍛えに鍛え、
隠されていた才能であるそれを大きく伸ばす事に成功をしていた。

だが、それでも彼は自分をゲームメイカーだと思っていたし、
王者・南葛キャプテンに相応しい世代を代表出来る選手になりたいと思っていた。

井沢「(そりゃ松山の実力が俺より上ってのはわかるけどよ……。
    小池だとかの守備力を考えれば俺がボランチに適任ってのはわかるけどよォ!!)」

彼にとって不幸とも幸運とも言えたのが、トップ下を務めている松山の性格である。
もしも彼が人並に傲慢であったり、或いは人並に卑劣な人物であったなら井沢は何も悩む事なく彼を嫉妬出来たかもしれない。
だが、松山光という人間は人並み外れて純朴であり清廉だった。
少々抜けていたり空気の読めない所もあるが、それを引いて余る程の善玉である。
故に、井沢は彼を恨む事も出来ず鬱憤を溜めこんでいた。


0ch BBS 2007-01-24