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【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】


[670]森末(仮):2014/03/16(日) 00:26:56 ID:???
板野「ただ、それでも俺達は自分のチームを勝たせる事が出来なかったんだよな」
新田「あー、それは……。 ……俺も最後、ポストにぶちあてちまったのが無ければ、全国に行けてたでしょうし。
   後悔は残ってますよ」
板野「うん……ただ、問題はそこじゃないんだ」
新田「え? どういう事です?」
板野「確かに試合中に完成させた、それは凄いんだ。 俺もよく思いついたなって思うし、新田もよくやったよ。
   だけど、試合前に……事前の練習で完成させる事が出来ていたら、そもそもこういう結果にはならなかったんじゃないか?」
新田「! 確かに……それはそうですね」

新田が試合をする前にマーク対策として隼ボレーを完成させていたら、
南葛は前半の内から新田に攻め込まれ結果は違っていたかもしれない。

板野にしても、練習中にマグナムボレーを思いついていれば……。
若島津に苦戦をすることなく、もっと有利に試合を運べていたかもしれないのだ。

板野「発想を柔軟にして、持ち前のセンスを駆使して試合中に試してみるのも確かにいい事だよ。
   だけどそれを最初から使いこなす……最初から手数を多くする事が出来れば、有利なのは間違いない。
   精神的にだって余裕を持てるしね」
新田「土壇場で完成させるよりは、ちゃんと練習をこなして実戦に挑んだ方がいいのは確かですからね」
板野「うん。 だから、俺は新田と練習をしようと思ったんだよ。
   俺はパワーが自慢で、新田はスピードが自慢。 タイプは違うかもしれないけど、発想は似てるかもしれないからね」
新田「なるほど……そうだったんですか。
   ただ、練習って言う割には……むしろ俺の方が板野さんに教えてもらってる感じだったんですけど?」
板野「うん、まぁ……正直言って、今の新田の力は俺よりも下だからな。
   まずは基礎的な力を養ってもらおうと思ってさ。
   どれだけセンスや発想が優れていても、発揮できる力がないと意味ないし」
新田「うっ……(まぁ、反論出来ないわなぁ……ここまで正論ばかり並べられてるし)」
板野「あ、た、ただあれだよ。 力が備われば俺くらいすぐ追いつくと思うんだ。 さっきも言ったけどセンスは似てるから!
   だからこそ、練習にも付き合ったんだし!」
新田「えぇ……」


0ch BBS 2007-01-24