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【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】


[684]森末(仮):2014/03/16(日) 01:31:48 ID:???
新田「板野さん、もう一回! もう一回お願いします!」
板野「いや、もうやめておこう。 今日だって練習自体はやったんだし、これ以上は明日に響く」
新田「でも……」
板野「それにほら、監督とかに見つかったら怒られちゃうかもしれないじゃないか。 もう就寝時間過ぎてるもん」
新田「プッ……確かに、そうですね。 それは勘弁願いたいです」

尚も練習を続けたがる新田であったが、板野はこれを静止し練習を終わらせた。
不満げにする新田ではあるものの、板野の言う通りこれ以上は明日の練習に響く。
何より板野が思いがけず言った言葉が、あまりにも子供っぽかった為に新田は思わず吹き出してしまい、
毒気を抜かれたのか素直に板野の言葉にうなずいた。

板野「なんとかシュート力自体は上がったみたいだね。
  (反町や来生よりかは断然使いやすくなったかな? ……でもまだまだなんだよなぁ)」
新田「はい、ありがとうございました。
  (正直反町さんや来生さんに負ける気は……少なくとも低い浮き球に関するレベルだと無い。
   ただ立花さん達には大きく離れてるんだよなぁ。 もっと……もっと力が必要だ)」

成果は出たものの、それでもまだ足りないと感じる2人。
全日本のFWは多く、板野以外の選手たち間で行われている競争は正に熾烈を極める。

新田「(だけどさっきの隼ボレーの時、何かがつかめそうだったんだ。 もっと上手く……打てそうな何かが)」
板野「それじゃあ俺の部屋はこっちだから……おやすみ、新田」
新田「あ、はい、おやすみなさい! 今日はありがとうございました!」

先ほどの練習で何か感じるものがあった新田は、小さく唸りながら考えつつ……。
やがて部屋の前に来ると笑顔で板野と別れるのだった。

※新田の板野に対する好感度が+2されました。
※新田の板野に対する感情が 新田→(少しの敬意)→板野 になりました。


0ch BBS 2007-01-24