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【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】


[696]森末(仮):2014/03/16(日) 14:05:28 ID:???
>★本当はトップ下がやりたい→ スペードA ★
>井沢「言っておくけど、俺はトップ下を諦めたつもりはないんだ」 ぶすっとしてる……
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しかし、どれだけ褒めちぎられても井沢は不満げに沈黙を保っていた。
トップ下を務める事に拘りを持つ彼にとって、ボランチでの活躍を褒められても嬉しくもなんともない。

松山「? どうしたんだ井沢。 さっきから黙ってるけど……」
井沢「言っておくけど、俺はトップ下を諦めたつもりはないんだ。
   守備力の高さで俺がボランチに宛がわれたっていうんなら、松山だってMFの中では抜群の守備力だろう。
   今は無理だとしても、必ず俺がトップ下に返り咲いてみせるからな」
松山「えっ……」

そうして井沢が黙り込んでいたのを見かねた松山が声をかけると、
井沢は今日の試合でトップ下を務めていた松山に声をかけられた事で怒りが爆発をしたのか、
少しばかり棘のある言葉で真っ向から松山に対してトップ下を狙っていると宣言をした。
これには思わず松山も声を失くし、他の者達も少し空気が悪くなった事を感じて黙り込む。
だが、この空気の中でもいつもの調子を崩さずに口を開いたのは我が道を往く男――小池秀人である。

小池「トップ下って言ってもよ、井沢……お前得点力がねーじゃん。
   松山には北国シュートがある以上、どうしても撃たせたくなるし。 松山を前に置くのは当然じゃね?」
井沢「う、うるさいな! 俺にだって、必殺技ならバナナシュートがある!」
沢田「(井沢さんのバナナシュートは……正直、中西さんにも通用しないレベルだからなぁ。
    松山さんの北国シュートと比較をしたら、どうしても見劣りするよ)」

基礎的な能力だけでも井沢は松山に大きく離されていたが、それ以上に大きな差となっていたのが必殺シュートの有無である。
ふらの中学時代は板野と共に大会でも猛威を振るった松山の北国シュート。
井沢も己の得点力不足を解消する為にとバナナシュートを開発したが、その威力の差は歴然である。
井沢とてその程度の事は十分理解こそしていたのだが、理解は出来ても納得が出来ないのが人間の心理というものだった。


0ch BBS 2007-01-24