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【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】


[924]森末(仮):2014/03/19(水) 21:31:24 ID:???
次藤「じゃっどん、わいが飛ばすとなると位置的にかなり難しくなるんじゃなかか?
   まさかGKがオーバーラップとかする訳にはいかんめぇ」
板野「(そういうGK……いない訳でもないんだけどね)」

仮に中西がスカイラブで立花兄弟たちを飛ばせたとして、GKである中西がそれを扱う機会は限りなく少ない。
当然ながら中西がゴールをからっぽにしてオーバーラップをし、立花兄弟を飛ばすという行為は無謀。
使うならば立花兄弟が守備に参加した時にゴール前からスカイラブで守備をさせるといったような用法になるだろうが、
これでは立花兄弟の持ち味である肝心の攻撃能力を発揮できなくなる。

次藤が試すような目で中西を見つめながら問いかけると、
中西は大きくため息を吐きながら薄く笑みを浮かべて答える。

中西「流石にそれを期待されて出場するときはフィールダーで出る事になるやろな。
   ……しょうみ、若島津だけやのうて若林も加入するんやったらワイは第三キーパーなるしかない。
   それ考えたら、ワイはコンバートする事も視野に入れとったからな」
次藤「なんじゃい、まだ会ってないような若林とかいうのにも負けるつもりタイ?」
中西「小学生時代からぶっちぎりやからなぁ、アイツ。
   キーパー諦めたつもりやないけど、二足のわらじてなもんでしばらくはやらせてもらうつもりや」

中西太一は己のGKとしての力量の限界というものをわかっていた。
ここから努力をし修練に励んだとしても、若島津達に敵うかどうかはわからない。
無論、彼らとGKの座を賭けて戦う事も考えてはいたものの、
それと同時にコンバートをしてフィールダーとして出場をするという事も視野に入れるだけの冷静さは持っていたのだった。

板野「(正直、中西って今の実力だと俺のマグナムシュートは当然として……。
    松山の北国シュートや新田の隼ボレー、立花兄弟のデルタツインにもかなり分が悪いからなぁ)」
中西「早速明日から立花達を誘って練習してみるわ。 おおきにな、板野」
板野「うん!」

こうして、先の先を見据えた中西の明日からの練習方針が決定し、
板野達の夜は更けていくのだった。


0ch BBS 2007-01-24