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【板野くん】俺inキャプ森5【世界デビュー】
[179]森末(仮):2014/03/24(月) 00:33:37 ID:???
その後、盛り上がる一同をある程度の場所で見上が落ち着けると部屋へと戻す。
今日で合宿は終わり、いよいよ明日からヨーロッパ遠征が始まる。
準備の為にも今日は早めに就寝を……と告げられると彼らもそれに従わない訳にはいかず、
それぞれ荷造りをして明日からの戦いに備えるのだった。
石崎「いや〜、明日の今頃はハンブルグって所のホテルに泊まってるんだよな〜、俺達」
板野「パスポートは持ってる? 石崎」
石崎「あたぼうよ! この日の為に大会が終わってから急いで作ったんだからな!」
板野もまた、石崎とふざけあいながらも荷造りをし、既に準備は万端。
後は出発前にこの合宿所敷地内で隠れ住んでいる筈の森末を回収するだけである。
板野「(そういえばこの合宿中、森末には一度も会わなかったな……拗ねてないといいけど)」
石崎「ん? どうした、松山。 ぼーっとして」
松山「あ……いや、なんでもないんだ。 ちょっと考え事をしててな」
森末に対して一度も構わなかった事を思い出していた板野であったが、
石崎の言葉を聞いてふと視線を松山へと向ける。
松山は数少ない日用品などを手に取ったまま何やら考え事をしていたらしく、荷造りはまだ途中。
生真面目でこういった準備などはいつもぬかりが無い松山にしては珍しい事だと板野は思い、
一体何を考えていたのかと訝しむが――この状況で彼が考える事といえば、やはりひとつしかない。
板野「もしかして、俺がキャプテンになったのが気になる?」
石崎「んん? そうなのか?」
松山「……そうだな。 うん、その通りだ。 今正に、そのことを考えてた」
板野がキャプテンに就任した時、驚いていた者達の中には当然松山も含まれていた。
選挙が終わり、こうして自室に戻って一息つけ、ゆっくり考え事をする時間が出来た事で、
松山は何故板野がキャプテンに選ばれ、自分が選ばれなかったのか――その事について考えていたのである。
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0ch BBS 2007-01-24