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1- レス

【板野くん】俺inキャプ森5【世界デビュー】


[337]森末(仮):2014/03/26(水) 23:58:43 ID:???
若林「こ、こんな馬鹿な……何故俺が……」
カルツ「だーから言わんこっちゃない」

ザッ

シュナイダー「無様だな、若林」
若林「うっ……」

ハンブルグのゴール前、愕然とし今起こった事を信じられないといった面持ちでいた若林の周囲にはハンブルグメンバーが集まり、
明らかに若林に非難と呆れが混じった視線を遠慮なくぶつけていた。
そこに現れたのは――キャプテンである、シュナイダー。
彼の冷たく、しかし怒気が滲んだ言葉に思わず若林は呻き、視線を逸らす。

この試合、最初に手を抜くようにと言ったのはやはり若林であった。
自身の成長(という程練習には参加していない)を見せつけ、全日本Jrユース内での地位を確立する。
その為にも相手にはフリーでシュートを打たせ、それを全てシャットアウトしてみせようとしたのである。
当然ながら若林と折り合いも悪い選手たちは難色を示したものの、
前半10分まで、或いはシュートを1本でも決められるまでならば……という条件付きでシュナイダーは許可を出した。

シュナイダー「まさか1本も止められず、開始1分でゴールを割られるとまでは思わんかったがな」
若林「ぐぐっ……」
シュナイダー「まあ、この1点は許可を出した俺の責任だ。 責任を持って俺が返してやる」
若林「(くそお! いいかえせねぇ!!)」

このシュナイダーの物言いはプライドの高い若林にとって屈辱的なものであったが、
それでも自分は何も言えないという事を若林はよくわかっていた。

シュナイダー「(さて、これで少しは真剣にゴールを守ろうとするだろう。
        あの双子のシュートはそれなりには危険だからな……それに、あの9番も気になる)」
カルツ「そんじゃま、俺達も本腰を入れるとしますか」
ヤラ「つっても、1分しか手を抜けなかったけどな」
シュナイダー「サービスタイムを早くに打ち切ったのはアイツらさ。 ……残り59分、地獄を見てもらうとしよう」


0ch BBS 2007-01-24