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1- レス

【板野くん】俺inキャプ森5【世界デビュー】


[54]森末(仮):2014/03/21(金) 01:27:33 ID:???
板野が上げたボールに対し、完璧なタイミングで飛び込み、完璧な姿勢でボールを捉え、
そして完璧な振り足でボールを蹴りぬいた新田。
飛び上がった状態という力を籠めにくい体勢にありながら、しかしボールにはしっかりと威力が乗り、
ジャンプをしていた事で体重までも乗せられたボールは、隼ボレーを凌駕するスピードでゴールネットを射抜く。

板野「や、やったな新田! 完成だ!!」
新田「………………」

まだまだ、板野のマグナムボレーには威力的には及ばないかもしれない。
だが、その威力は全日本の中でも有数である事は間違いなく。
少なくとも、来生や反町といったこれまで日本を代表するFWと言われていた彼らでは到底打てない程の威力であった。

ここまで面倒を見、親身になっていた板野は思わず我が事のように喜び新田に駆け寄るのだが、
新田はぷるぷると全身を奮わせながらただ押し黙るだけである。
感激のあまりに言葉を失っているのかと、板野は回り込んで新田の顔を見るのだが……。

新田「ひ、ひたかみました……」
板野「うん……そりゃ長いもん、名前。 やっぱりジャンピング隼ボレーにしておいた方がいいと思うよ?」
新田「ほうひまふ……」

涙目になって舌を出している新田を見て思わず脱力しつつも、板野は改めて新田のジャンピング隼ボレーの威力を褒める。
これを受けて新田は実に嬉しそうに、照れたように頬をかくのだが……。

新田「でも、これじゃまだ立花さん達のスカイラブツインに劣ってます……。
   世界で通用する為の、最低限のラインに立てただけに過ぎないんじゃないかって……」
板野「……かもしれないけど、それでも成長をした事には変わりないよ。
   7日間の合宿で、これだけ成長出来たならまずはそれを誇るべきだ。
   これ……松山の北国シュートよりも威力は上だろうしさ。 あれだって松山が一生懸命開発したシュートなんだぞ?
   それを上回ったんだから、まずはそこを誇ろう」
新田「は、はい」


0ch BBS 2007-01-24