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【板野くん】俺inキャプ森5【世界デビュー】
[791]森末(仮):2014/04/05(土) 00:12:48 ID:???
ともかく、こうしてイタリアの5人衆はタクシーに乗り込み、そのまま去ろうとする。
しかし車が走り出す寸前、マリーは車の脇へと近づくとコンコンと窓を叩き、
窓を開けて顔を出したランピオンに赤面をしながら改めて声をかけた。
マリー「ラ、ランピオンさん! あの……ありがとうございました!」
ランピオン「ああ、いや、気にする事はないよ。 それより道路を渡る時は気を付けるんだよ」
マリー「はい! あの……国際Jrユース大会、応援してますから!」
ランピオン「(あれ? あの子シュナイダーの妹なら西ドイツの応援するんじゃないのか?)
うん……でも、西ドイツのついでくらいでいいからね。 それじゃあ」
ブロロロロロロ
マリー「(ランピオンさん……)」
マリーとしては精一杯の勇気を出して声をかけたつもりであるが、
しかし、やはりマリーの年齢のせいもあるのかランピオンはあくまでもマリーを年下の子として扱い、
優しく注意をして別れを告げるだけであった。
だが、そのような行為すらもマリーにとっては自分を心配してくれている、と好意的に捉えるに十分なものであった。
恋は盲目である、という事は中学サッカー大会編の藤沢の松山への思いなどからみても明らかである。
タクシーが見えなくなるまでマリーはそれを見つめ続け……そしてやっと見えなくなった所で、ほぅ、と小さく息を吐いた。
もう完全に恋する乙女であった。
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0ch BBS 2007-01-24