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【板野くん】俺inキャプ森5【世界デビュー】
[948]森末(仮):2014/04/08(火) 23:12:27 ID:???
>★ヤラ→パス 55 ( スペードA )( 1 + 2 )=58★
>★三杉→パスカット 56 ( スペード2 )( 6 + 6 )+(人数差補正+1)=69★
>★松山→パスカット 53 ( スペードJ )( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=61★
>≦−2→全日本ボールに。
>※三杉が12を出して勝利した為、パスカットフラグを習得します。
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先ほどフリーキックを蹴ったインメル同様、ヤラのパスも実に鮮麗されたものだった。
教科書通りとも言うべきか、派手さはないが正確なパスとして、
板野としてみれば手本にしたいくらいのものである。
だが、教科書通りという事はそれだけ読みやすいという事でもあった。
シュナイダーへと出されるとわかっていて、なおかつ軌道が読みやすいパス。
これだけならばパスカットに長けたものならばカットは容易い――しかし、そこにヤラは一つのアクセントをつけていた。
三杉「(なるほど! コース自体は単純だが、スピードがある。 あの判断速度でここまで思い切りのいいパスを出せるのか!)」
ヤラ「(その位置なら届かない筈だ! シュナイダー、頼んだぞ!)」
それはスピードという、単純であるが故に中々補えないものであった。
ヤラの計算では、三杉の位置からではギリギリコースを読めても届かず、見逃すしかない速度でそのボールは飛んでいた。
殆ど迷いなく、更にコースは正確で、かつこれだけのスピードを出せるパスを出す。
三杉は、これが世界レベルのパスかと思わず感心をしてしまうくらいだった。
三杉「(だけど肝心な事が抜けている……)はっ!!」
フワッ バシィッ!!
ヤラ「なっ、なにィ!?」
三杉「(それは僕の実力を見誤った事だよ)」
届かない位置にいた筈の三杉がボールに触れる――否、触れるどころか華麗にパスカットを決めてみせる。
これには思わずヤラも目を疑い、驚きの声を上げるのだが……三杉はあくまでも平然とした顔をして体勢を整えた。
知識、技術だけに飽き足らず、フィジカルこそ弱いものの大きなジャンプ力とスピードも併せ持つ三杉。
彼は緩やかに、音もなく跳躍しただけで簡単にボールへの距離を詰め、ボールを奪ってみせるのだった。
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0ch BBS 2007-01-24