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【高みを目指して】鈴仙奮闘記16【どこまでも】
[178]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/03/31(月) 23:50:27 ID:7OzKtB1U
日向「ククク……消えされ」
グワアアアッ! バッゴオオオオオオオオン!! ――ドギュルルルルルッ!
駆逐ミ級「ソウトモ! ボクニハアンナジゴクイキノイモウトトハチガッテ、ショウライハカネモチニナルンダ!
ソシテ、ソシキノトップトシテオオクノカネ・セイジカ・トチヲウゴカスンダ! ソシテソシテ…ア」
駆逐ミ級の野望は、それ以上は語られる事は無かった。
空から降って来た一陣のミサイル弾が、彼の心臓――動力炉に正確な穴を穿ったからだ。
故に、駆逐ミ級はまるでゴム風船のように大きく膨らんで――。
駆逐ミ級「ヤ……メロォ……!?」
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
日向「今のはネオタイガーショットでは無い。 ……タイガーショットだ」
――日向の予測通り、木端微塵に四散する。
本気を出さずとも、大破した駆逐艦を完全に破壊する事位は容易かった。
鈴仙「な……なんて酷いの!? 敵は戦意を喪失していたのに!?
――とは、私も元専門家として何も言わないけど。 貴方……容赦ないわね」
日向「それが俺だからだ。 立ちふさがる物は全て、この俺の頭脳と力と、そして右脚で吹き飛ばす」
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