※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【高みを目指して】鈴仙奮闘記16【どこまでも】


[261]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/05(土) 20:07:39 ID:???
日向「…成程。 お前の考え方は良く分かった。  ――どこまでも平凡だ。
…幻想郷の住人とは思えないほど。 そして、貴様自身が人間では無いとは信じられないほどにな」

鈴仙「な、何ですって……! それって、どういう意味よ!」

日向「……自分で考えろ。 ヒューガーの社員ならば、皆がそうしている」

日向は、鈴仙の考えを無慈悲に一刀両断して以降、ふらの鎮守府に辿りつくまで、一言も話さなかった。
しかし、鈴仙の中での日向像は、出撃前と比べて少しだけ変化が生じていた。

鈴仙「(――日向小次郎。 こいつにもまた、中山さんやパスカル君。
そしてきっと森崎にも負けないような、彼自身の信念がある!
……それこそ、私の信念をも吹き消しかねない程に強烈で、確固な)」

出来なくても良いから、自分らしく精一杯やり切ろうと決意した中山との二度めの夜を経て、鈴仙は強くなった。
しかし、日向小次郎という男はなお、そんな鈴仙の持つ考えを『平凡』と切り捨てるに足る強固な自身を持っている。
――これは、間違いなく畏敬の念。 決して理解は出来ずとも、しかし尊い彼の信念に。
僅かではあるが心惹かれている自分が居る事に、鈴仙は気づいた。

*日向の鈴仙に対する評価が、日向→(平凡)→鈴仙 になりました。
*鈴仙の日向に対する評価が、鈴仙→(畏敬)→日向 になりました。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24