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【高みを目指して】鈴仙奮闘記16【どこまでも】


[392]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/06(日) 23:19:55 ID:???
こんばんは、今日は少しだけになりますが更新をしていこうと思います。
皆さま、色々と今後の行動について考えて頂き、本当にありがとうございます。
今日からまた暫く無投票(ひょっとしたら無判定?)パートが続くかもしれませんが、
今後の展開予想も兼ねて、楽しんでみて頂ければ幸いです。

★ボールくんの様子LV1→ ハート6 ★
それ以外→特に何も無かった…と思う。

鈴仙「(明日から……というか、もう今日の昼には大会なのよね。
どこと当たるかも分かんないし、色々と緊張するけれど――。
私だって、今まで頑張ってきたんだもの。 きっと、上手く行く筈よ!)」

――そうして、鈴仙は静かに自室へと忍び込み、汗のかいた服を一式着替え、お気に入りの寝巻を纏う。
この一連の動作の全てにおいても、今の鈴仙は大きな充実感と達成感を既に感じていた。

鈴仙「(頑張ったら、いつかはきっと結果が出る。昔の私だったら、そんな事は無いと鼻で笑っていたでしょうけど――。
今は、素直にそう思えた。 だから……私は大丈夫。 きっとやれる……よね?)」

努力をしても、報われない事もあった。 しかし、それでも前に進み続ける事が出来た。
それは多くの仲間や先導者達の手に依る物ではあったが、実際に動いたのは誰でも無い、この自分なのである。
だからこそ、鈴仙は信じた。 「頑張ったら、いつかはきっと結果が出る」と。非科学的かつ非論理的ではあったが……。
それこそが、中山やパスカルとの出会いで身に付けることのできた、鈴仙の大きな自信となっていた。

鈴仙「だから……きょうは……ゆっくり寝ましょ……うね…」

そんな、これまでの生活では終ぞ得ることの無かった自信を手に……。
鈴仙は糸が切れた人形の如くパタリと、大会前最後の眠りに就くのだった。

*「ボロボロのボール」が、「しゃべるボール」になる確率が一段階アップしました。


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