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【高みを目指して】鈴仙奮闘記16【どこまでも】
[422]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/04/10(木) 00:27:44 ID:???
藍「そして私は――あくまでバランスを重視だ。 トップ下として、彼女達三姉妹の短所を埋める」
橙「私も藍様の言い付け通り、ドリブルだけじゃなくパスも出来るように成長しました!
ウイングハーフは私にお任せあれ、です!」
…チームキャプテンの友人から貸し出された二人の式は、
そんな一芸特化の選手達の穴を埋めるべく、大技こそないが、バランス良く自身の能力を成長させた。
幽々子「ま、私は対して成長してないけどね〜。 貴方も大概だけど」
中西「五月蠅いわ。 奥さんと違ってワイはこの身体には慣れんから、
イマイチ成長……という実感が湧かんのや。 精々が、この身体に慣れるのが精いっぱい」
幽々子「糖尿病って怖いのね……。 私も気をつけなきゃ」
中西「ハッ。 今となっては有難いわ。 こうしてワイに、またサッカーをやらせてくれるんだからなァ。
(今に見とれや森崎。 今度こそワイは、貴様を――!!)」
そして、守備を司るCFの西行寺幽々子と――最近、亡霊となり冥界に迷い込んだGK・中西太一。
彼女達についても元の身体が身体だからか、それとも怠惰か、大きな成長は無かった。
幽々子「――ま、糖尿病なんかよりももっと心配なのは……あの子なんだけどねぇ」
幽々子は、自チームの勝利は……自分の従者である生真面目な少女・魂魄妖夢。
彼女の成長具合に懸っていると確信していた。
しかし、その不安げな口ぶりからも読みとれるように――妖夢の成長具合は、決して芳しいとは言い難いようだった。
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0ch BBS 2007-01-24