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【高みを目指して】鈴仙奮闘記16【どこまでも】


[476]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/13(日) 22:04:19 ID:2+NqAup6
☆紅魔スカーレットムーンズの場合☆
〜紅魔館・特設サッカーコート〜

昼でも日光が当たらず、雨天時でも雨が当たらないようドーム式となっている紅魔館の特設サッカーコートにおいても、
大会前だからこそと紅帝達の一軍は真夜中から真昼まで練習を繰り返す。
先日の永遠亭ルナティックスとの試合――そして敗北は彼女達の士気を俄かに高揚させ。
紅魔スカーレットムーンズの選手達もまた、急造ではあるが新たな力を身につけようとしていた。

咲夜「(この前の試合では、私は器用貧乏な活躍しか出来なかった! お嬢様の恥とならぬよう、精進しなくては!)
――行くわよ、「幻惑ミスディレクション」!!」

タッ! …ススッ、ズザアアアアアアアアアアアアアッ! バチィイイイッ!!

美鈴「ふ、ふえ〜ん!? 折角の私の必殺ドリブルが〜!?」

パチュリー「そうよ小悪魔、このまま軸足を自然に持っていって……」

小悪魔「こ、こうですかパチュリー様!?」

タタタッ……クイッ、スタッ!

パチュリー「そうそう。 それなら、まぁ…「やや華麗なドリブル」として、試合でも使い物になりそうね。
(そして鈴仙の協力により私が得た大魔法――「フォトシンセシス」にも未だ欠点があるとはいえ、
少しずつ、慣れていかないとね)」

フラン「お、お姉様!」

バシュッ、バシュッ!

レミリア「そうよフラン! パスは相手の事を考えて始めて上手く通す事が出来る! 大丈夫、貴女にも出来る筈よ!」


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