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【高みを目指して】鈴仙奮闘記16【どこまでも】


[478]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/13(日) 22:06:33 ID:2+NqAup6
☆聖徳ホウリューズの場合☆
〜仙界〜

岬「成程。 あの人の狙いは――これだったのか」

岬はもはや日課となったランニングをこなした上で、チームの最終調整を見て……漸く、
彼を連れ去った聖徳道士――豊聡耳神子の狙いを悟っていた。

神子「それに早々に気付くとは……君はやはり、私の補佐をさせるに相応しい人物だったわね。
屠自古にしても布都にしても、優秀だけど頭が堅いから。 優秀かつ気回りの効く人物が丁度必要だったのよ」

岬「…ありがとうございます、道士」

神子「――とりあえず、本大会の目標は予選突破だけど……ひょっとしたら、大会優勝も行けるかもね」

岬「…いや、それは厳しいかもしれませんよ。 なにせ「彼ら」はともかく僕たちは、練習期間が少々短すぎた」

神子「――それもそうね。 でも、まぁ……私達は、今大会においては「メッセージ」を発する事が大事だしね。
邪悪な妖怪により封じ込められし人間達に贈る――とびっきりの、「人間賛歌」を」

岬「フフ……(何が「人間賛歌」さ。 この人は端から、自分以外の人間は皆、自分よりも劣っていると確信している癖に。
だけど、僕が仕えるには――こうした人物の方が相応しい。 丁度、全盛期の翼君のように)」

岬と神子は、この半年間の「政治活動」にて…互いに互いを信頼しないまでも、
優秀な利害関係人として捉えるようになっていた。そして彼らは、自身のプランに対して絶対の自身を持っていた。
神子はその後に布都を呼びつけて、特注のマントを持ってこさせる。


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0ch BBS 2007-01-24