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【高みを目指して】鈴仙奮闘記16【どこまでも】


[484]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/13(日) 22:17:36 ID:2+NqAup6
魔理沙「……ああ、ちょっとだけ最後の〆に難儀してな。 今日はもう諦めて、チームワークを確認しようと思ったんだ」

果たして魔理沙の表情の真意は、森崎の予測する通りだった。
しかし、流石の森崎も、霊夢の表情の真意と――その籠の中に「誰」が入っているのかまでは、思いつく事が出来なかった。
霊夢は、得意気な表情を見せて、籠の側面についていたおもちゃの扉を開けて――。

霊夢「これ、拾ったんだけど――どうかな、ウチの選手として使ってみない?
ルールの方は、まぁ……紫がきっと上手いことしてくれるし」

???「ちょ、ちょっと!? 持ちあげた状態で扉開けないでよ〜! 怖いじゃない!?」

森崎「は――ハァ、人間!? それも、身長十数センチの……!?」

霊夢「こいつ、私のお祓い棒とかにちょっかいかけてた奴のボスで、名前は…なんだっけ」

針妙丸「私の名前は、「少名 針妙丸(すくな しんみょうまる)」……って! ちょっと待ってよ!?
私の人権はどうなってるのよ〜!? ああ、打ち出の小づちの力さえあれば〜〜〜〜!?」

……霊夢は何の気も無しに、異変解決で得た「新助っ人」をチームに加入させようと提案してきたのだった。

森崎「(なんだか、五月蠅くて空気が読め無さそうなヤツだな……。 ――大丈夫なのか?)」

そして最初は小人の存在に驚いていた森崎は……早くもその新助っ人とやらの能力や性格、与し易さを品定めしている。 
この辺りの打算的な切り替えの速さは、森崎の長所だった。

*博麗連合が強化されました。
*少名針妙丸が博麗連合に加入しました。


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0ch BBS 2007-01-24