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【高みを目指して】鈴仙奮闘記16【どこまでも】


[73]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/30(日) 02:00:29 ID:???
輝夜「まぁまぁ。 確かにアンタは今までウチを離れた事のない竹入り娘だったかもしれないけど?
可愛いイナバには旅をさせろって言うし。 旅行感覚で行ってくれば良いじゃない!」

輝夜は全く能天気で朗らかだった。鈴仙は「だったら自分が行けば良いじゃないですか」と言いかけたが、
それを口走った後の反応がどうなるかを学習していたため、何とか踏みとどまる事が出来た。
輝夜はそんな鈴仙の表情を意図的に勘違いして、

輝夜「ああ、成程。 どこの馬の骨も知らぬ提督とやらの元に行けるか! …って言う訳ね!
フフン、そんなら私がこの提督さんの略歴について紹介してあげるわ」

――と、余計なサービスまで行おうとするのだった。輝夜は、ほいっと数枚の紙を鈴仙に対して渡す。
それは新聞の切り抜きのようだったが……鈴仙には、この新聞の名前を聞いた事がない。
ただし、文面を察するに、それは幻想郷の物ではなく、外界の新聞のようだった。新聞には、こう書かれていた。

【ヒューガー若社長、地獄棲艦対策に100億円】
オホーツク海に突如現れた謎の怪物『地獄棲艦』対策に向け、
(株)ヒューガー代表取締役・日向小次郎氏(16)は○○日、大規模艦隊の整備を開始したと発表した。
日向氏は自身をプロジェクトリーダーに据えたほか、東邦学園教授・岡崎夢美氏(18)を技術チーフに置き、
最新鋭の技術を元に地獄棲艦の対策に当たるとした。当プロジェクトには100億円もの予算が計上されている。
政府からは、「ヒューガーはプロジェクトの遂行により、自衛隊等軍部との結びつきをより一層強化したい狙いがあるのではないか」
という懸念もあり、当プロジェクトの動向は、省庁にとっても重要な懸案事項となると予測される。

鈴仙「へぇ〜っ……す、すごい大企業なんですね……ヒューガー(――だからって、全然安心出来ないけど!)」

鈴仙は二枚目の紙を開いてみた。次の記事はどうやら新聞では無く、大衆向けの雑誌の切り抜きのようだった。
センセーショナルな見出しと共に、記事にはこう記載されていた。


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0ch BBS 2007-01-24