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【高みを目指して】鈴仙奮闘記16【どこまでも】


[754]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/27(日) 23:05:33 ID:89V9Lkd2
――少し体調が悪いから仕事を休む……といった軽い雰囲気で永琳はチームメイトに告げた。

鈴仙「はえ〜、そうなんですか。 流石師匠ですね……って、なにィ!?」

佳歩「ほ、ホントですかそれって!?」

パスカル「(というか、そんな簡単に外界と行き来が出来るのか、エイリンさんは……?)」

輝夜「……………(ま、私は先に聞いてたけどね)」

永琳「訳あって、詳しくは言えないけれど……。 少し、急な用事が出来てしまって。
だから少なくとも……【大会の初戦、私は参加する事が出来ない】わね。
それでも、勝手に行くのも悪いと思って。 せめてもの対策の為、こうして現状分析をさせて貰ったの」

鈴仙「(そ――そんなァ!? そりゃあ、運良く弱小チームとかに当たれば師匠が居なくても勝てるかもしれないけれど。
大会チームの抽選は、開会式と同時に行われる。 もしも万一強豪チームに初戦であたったりしたら……!
幾ら予選がリーグ戦だからといっても、大分不利になってしまう!?)」

チームメイトのどよめきを聞きつつも、永琳は素っ気なくそれに対して受け答えをする。
鈴仙はその中で、今まで経験した事の無かった、永琳の別行動について動揺を隠しきれなかった。

鈴仙「(ど、どうしよう。 引きとめた方が良いのかな……? だけど、師匠の仰る通りならば、試合に出れないのは初戦だけで、
遅くとも3日目の夜には帰ってくるわけだし。 ここは弟子として、おろおろしない方が正解なのかも。 
――どっちにしても、何か言ってみようかしら……?)」

A:「し、師匠!? 行っちゃ駄目です!」とりあえず引きとめる。
B:「姫様を放って、そんな所へ行ってしまって良いんですか!?」輝夜を引き合いに出し引きとめる。
C:「――分かりました、師匠。 私達、きっと初戦も勝ってみせます!」了承する。
D:「しかしそうなると、(実質的な)キャプテン代理は誰になるんですか……?」(実質的な)キャプテン代理について聞く。
E:「(……ここは黙って、様子を伺いましょう)」黙っている。
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