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【高みを目指して】鈴仙奮闘記16【どこまでも】


[806]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/04/29(火) 17:10:18 ID:???
Aグループに当たったレミリアと神子は、互いに不敵な笑みを浮かべながらも、
早速と言わんばかりに互いの腹の内を探っていた。
幻想郷へと進出してきた勢力の中では比較的古参のレミリアと、ほぼ新参と言っても良い神子。
この対立は、サッカーを超えた互いの勢力のプライドを賭けた争いを齎す予感を示していた。


射命丸「(――ま、抽選なんてのはパフォーマンス。大方の組み合わせは、
上の方が商業的に決めて下さってるんですけど)」

――また、一部の者は知っていた。
「厳選なる抽選」とは名ばかりであり、一部のチームについては政治的かつ商業的な理由で、
組み合わせが調整されているという黒い現実を。

実況「Bグループは……1番、人里FC! 2番、スカーレットムーンズ二軍! 3番、妖精大連合! 4番、妖怪の山FC!」

射命丸「(よしよし、これなら我々の決勝トーナメント進出は堅いですね。 感謝しますよ。 大天狗様、天魔様)」

チルノ「(ムッキー! 天狗のヤツったらもう勝った気になっちゃって! 今に見てなさいよ!!)」

射命丸は当然のようにこの抽選結果を受け止めていた。
今大会で最低限の結果を――即ち、決勝トーナメント進出を――残せないようでは、
今後幻想郷に現れるであろう、新勢力に対する発言力に悪影響が及ぶのではないか。
天狗社会の上層部がそう憂慮している事を知っていたからだ。
妖怪の山に神社を開くだけならばともかくも、温泉旅館の建設にロープウェー開設の強行。
天狗達は、かつての新勢力であった守矢の神々に幾度も出しぬかれたという事実を、快く思っていなかった。


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