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【高みを目指して】鈴仙奮闘記16【どこまでも】


[86]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/30(日) 19:56:49 ID:???
ハート→にとり「あっ、お前は……。 私、ここでは重雷装巡洋艦・河城って名前だから、宜しく」
      鈴仙「(何だかんだで日向に忠誠尽くしてるわね……コイツ)」

にとり「ほーい、こちらヒューガー鎮守府司令室ですよ〜。
生憎、提督は出撃中ですが………って、アレ? 鈴仙じゃん。
アンタ、いよいよ竹林のあの医者から追い出されたのかい?」

鈴仙「ち、違うわよ!(似たようなモンかもだけど……)」

扉を開けた先にいたのは、緑の帽子に青い髪の背の低い少女――谷河童の河城にとりだった。
ヒューガーが幻想郷に進出しようとしていた時、日向に与していた彼女だったが。
態々幻想郷を離れてここまで出張している様子を見ると、何かしらの忠誠心は損なわれていないようだった。

しかし、普段の服装に加えて、身体中に物騒な筒状の「何か」を巻き付けている。
恐らくは鉄製であるそれは、鈴仙も月の軍隊にて見かけた事がある形状であり、
つまりそれは……魚雷だった。

鈴仙「――あ、あんたこそ何よ、その武装!?
ひょっとして、これから妖怪魚雷として特攻任務とか行かされるんじゃ……!?」

ナズーリン等の命蓮寺メンバーから、日向の非道っぷりを伝え聞いていた鈴仙は、
いよいよにとりが暁の水平線に沈むのかと心配になるのだが……。

にとり「違うよ! 私はこれでもれっきとした『艦娘』なのさ!
ここでの私の名は河城! 魚雷だけなら必殺級の重雷装巡洋艦だ!」

鈴仙「――ま、マジで!?(よ、良かった……! 仲間は居るんだ…)」

ここで、彼女が自分の仲間――と、なるかもしれない存在であると知り、鈴仙は少しだけ安心する。
重雷装巡洋艦というのが何か、鈴仙にもイマイチ分かっていなかったが。
あのにとりがどやっと胸を張る程度には、高い実力を持っているのだろう。
鈴仙は、見知らぬ地にて知り合いに会えた安心感で、暫くにとり…じゃなくて河城と身の上話を繰り広げる。


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0ch BBS 2007-01-24