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【地獄の】ミサト監督の挑戦【スカウト】
[971]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o
:2014/05/09(金) 20:14:59 ID:???
★お邪魔虫 ダイヤ10 ★
ダイヤ…男共
氷室「藍、何黄昏れてんだよ!」
氷室が水を飲む守伊に背後から抱き着く。
紅「全く、名護にフラれたからって落ち込み過ぎだろ。」
氷見「どうせ可能性なんて無かったんだし、多少はね?」
守伊「……」
落ち込む守伊に、甲冑の大男が一輪の薔薇を手渡す。
クラウザー「この薔薇を君に…。」
薔薇の色は青だ。
クラウザー「ブルーローズ。これは不可能の代名詞であった。白い薔薇に青い塗料を溶いた水を吸わせる以外は。
だが。人は努力を重ね、青い薔薇を作り出すことに成功した。
…どうか君も、この心を忘れないで欲しい。」
クラウザーは、花が好きだ。騎士道精神溢れるこの男は、殊更に自然を愛している。
守伊も実家が花を作るだけに、花に詳しい。それだけにそこはかとなく気が合うのだろう。
守伊「ありがとうです。」
慇懃に受け取る守伊にクラウザーは微笑み…守伊の頭をぽん、と撫でて去って行く。
氷見「気障なオッさんだよね。」
紅「それがキマるから、かっこいいんだよ。」
守伊「努力を重ねて活躍するのです!」
ビッグ「お優しい事で。」
クラウザー「私は彼が気に入っているだけだ。」
ビッグ「んじゃ、ヨーロッパの名士様は、あのガキを支援なさるお積もりで?」
クラウザー「彼がそれを望むならそうなるが、望まないだろうな、あの若者は。」
守伊に花を愛する友人として、挨拶をしに来ただけだ。クラウザーはそう言うと車に乗り込み去って行った。
ビッグ「ったく。勿体ねぇガキだ。クラウザーなんか利用しちまっていいのによ。」
そんな事を考えない愚直さが、クラウザーが守伊を気に入る理由なのだろうが。
ビッグ「さて、俺はあのガキに挨拶に行くか。」
部下が個人的にお付き合いし、お世話になってるみたいだからよ。ビッグは独りごちると坂崎の方に歩いて行った。
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0ch BBS 2007-01-24