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1- レス

【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】


[409]森末(仮):2014/04/28(月) 22:27:15 ID:???
>★カルツの運命→ ダイヤJ ★ 特にお咎めなし
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カルツの反則に、しかし審判は特に大声で咎める事は無かった。
多少なりと注意はしたものの、言ってしまえばそれだけ。
ハンブルグ側に対して心証を悪くしたという様子も見られず、これを見て三杉は内心舌打ちをしながら審判を睨みつける。

三杉「(僕が負傷をしたという所を見せていないからか? カードが出てくれればよかったのだが……)」
新田「カードどころか、強く注意もされないんですね……」
小池「通ってればチャンスだったんだけどな。 まあ、この位置からのフリーキックも悪くはないか」

しかし、どれだけ三杉が審判に恨み言を言った所で結果が変わる訳でもない。
それならば建設的に、ここからどうやって1点を取るかを考えた方がいいだろうと三杉が思考を切り替えようとした所で、
周囲のメンバー達も三杉の下へと集まってきた。
彼らもまた、審判同様三杉の負傷には気づいていないらしく、
三杉同様、このフリーキックをどうやってモノにしたものかに意識が向いているらしい。

三杉「(……残り時間はもう10分。 治療に行っても戻ってくる頃には5分と時間は無いだろう。
    ここで負傷が発覚すれば、恐らく僕は交代される。
    だがこの決定機……僕がいなければ間違いなく全日本の攻撃力は落ちる。
    大丈夫、あと10分程度なら悪化する危険性は少ない筈だ)」

そしてこれは三杉の意図した通りの事だった。
プレイが止まり、その場に立ち尽くしているだけでも三杉の足はじくじくと痛んでいたが、
それでも彼は自身がフィールドに立ち続ける事を望んだ。
傲慢でもなんでもなく、彼は客観的に見て、この局面で自身がフィールドから姿を消すのは大きなマイナスになると考えていたからである。


0ch BBS 2007-01-24