※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】


[422]森末(仮):2014/04/29(火) 00:02:33 ID:???
後半戦、殆ど拮抗をした勝負が出来ているのは、誰の目から見ても三杉の存在というものが大きかった。
攻撃ではチャンスメイクに成功をし、守備においても貢献。
彼がいなければ今頃スコアがどうなっていたかはわからず、
そしてこの状況でその三杉が抜けるというのは全日本にとって大きな痛手と言えた。

だが、この全日本の中心人物である板野、松山という両者は怪我人をそのまま出し続けるという選択を取りたがらない人物であった。
特に松山に至ってはその考えが特に顕著であり、1人の穴は他のチームの全員で埋めるという信念の持ち主。
相手の無事を第一に考えるその性格はともすればお節介とも取られがちだが、それでも言っている言葉に間違いはなく。
そんな松山に影響を与え、逆に影響を受けてきた板野も、似たような考えをしていた。

板野「(怪我したら元も子もない……っていうのは既に怪我をしている以上変だけど、
    悪化でもしたら本当に大変だもんな。 要はこのチャンスを決めさえすればいいんだ。 大丈夫……!)」
松山「(誰か一人が怪我をしたら、その時はチームの皆でその穴を埋める。 それがチームスポーツだ)」
若島津「(チッ、三杉を外すのか? この試合に勝つ気があるのか、あいつらは……!)」
若林「(でかしたカルツ! 三杉が外れれば相手の危険度もぐっと下がる!)」

こうして全日本のキャプテン候補たちがそれぞれの思惑を抱いていた中、
三杉も反論をしても無駄と考え素直に見上に自身が負傷をした事をアピール。
これを受けてベンチの見上は無表情の中に僅かな苛立ちを隠しつつ、どうするべきかと思案をする。

見上「(こんな大きなチャンスで三杉を外さねばならんとは……!
    心情的にはそのまま出場して貰いたい所だが、これはあくまでも練習試合。
    悪化でもさせて大会に出られなくなれば本末転倒だ。 ただでさえ三杉にはフィジカル面での不安要素が大きいのだからな。
    ならば交代……それとも、最後の数分にかけてあくまで治療の為に外に出すか?)」先着1名様で、


0ch BBS 2007-01-24