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【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】
[526]森末(仮):2015/01/15(木) 00:07:43 ID:???
ビリビリビリッ……!!
若島津「!?」
中西「なっ、なんやこの悪寒は!?」
若島津健、中西太一。
共に日本を代表するレベルのキーパー(もっとも両者の間にはレベル差があるが)であるとされていた彼ら2人である。
彼ら2人はシュナイダーと相対しただけで、これがただのボレーシュートではない……。
なんとしてでも逆転だけは許したくないと、そう考える全日本守備陣を嘲笑うかのような、
余りの破壊力を秘めたシュートであると瞬時に悟ってしまう。
中西「(ただのボレーやない……まさかこいつ、板野みたいに……!?)」
若島津「(ファイヤーショットを、ダイレクトボレーで打てるとでも言うのか!?)」
正に圧倒的な実力を持ってして全日本ゴールを脅かそうとするシュナイダーの覇気に、
もはや中西は軽く戦意を喪失してしまいそうになりながら……それでもその巨体を持ってしてクリアーに。
一方で若島津は軽く周囲の状況を確認しながら、自身はどうすべきかと素早く思考を張り巡らす。
若島津「(クリアー要因は皆無! 相手のFWは当然こぼれ球に詰めている!
ここで飛び出してこぼれ球にしてしまえば……『バランスを崩す』どころではなく、『ゴールを空っぽ』にしてしまうも同然!
位置的に考えても、三角飛びでフォローも出来ん! どうする、若島津健!
一か八か飛び出すか、それともこの拳で弾き返すか!)」
試合の残り時間は既にロスタイムに差し掛かっており、ゴールが決まっても決まらずとも、すぐさま笛は鳴ってしまうだろう。
つまり全日本の勝敗に関する末路は引き分けか、負けかの二択。
今この時、全日本の命運は守護神――若島津健のその腕、或いは脚にかかっていると言っても過言ではなかった。
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0ch BBS 2007-01-24