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【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】
[544]森末(仮):2015/01/15(木) 01:48:20 ID:???
たかが一瞬ではあったが、それでもその一瞬だけで若島津にとっては十分であった。
早田とシュナイダーの間で挟まれるボールを横やりする形で飛びげりした若島津は、
そのまま高く跳ね上がったボールを咄嗟に両腕でパンチング。
結果、ボールはゴール前から大きく離され、全日本は試合終了間際、絶体絶命のピンチを辛くも脱出する事に成功する。
ワアアアアアアアアアアアアアアアッ!?!?!?
観客「なっ、なんでシュナイダーのシュートが決まらないんだー!?」「て、手を抜いてるのかよシュナイダー!!」
「そんな事する筈ないだろ!」「それじゃあどうして……」
マリー「(お兄ちゃん……)」
ディアス「(決める所でキッチリ決めきれないのかよ……って感じだが。
それでも十分な威力のシュートだったよな。 ウチのGK達じゃ間違いなくとめらんねぇ。
となりゃ……ニッポンの守備陣が予想以上に実力者揃いだったって事かねぇ。
ま、俺ならかるーく突破出来るんだろうが。 ……逆に言えば俺くらいしか点を奪えねぇ、か)」
この結果を受けて、観客たちからは悲鳴にも似た声が上がる。
シュナイダーのシュート――しかもただのボレーシュートなどではなく、ファイヤーショットが止められた。
ここまでの試合で全日本の実力が決して低くは無いという事をわかっていたとしても、
その現実は彼らにとって信じがたいものでしかなかった。
そんな混乱をする彼らを尻目に、
そっと偵察に来ていたアルゼンチンの至宝――ファン=ディアスはゴール前に佇む若島津達を苛立たしげに睨みつけるのだった。
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0ch BBS 2007-01-24