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【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】
[570]森末(仮):2015/01/16(金) 02:07:29 ID:???
シュナイダー「すまんな、みんな。 ラストパス、決め切る事が出来なかった」
カルツ「はー……あそこで決めてくれりゃー格好よかったってのによ。
ま、そこら辺は言いっこなしだ。 誰だってミスキックくらいはあるからな」
こうして全日本のメンバー達が悔しさに身を震わせていた頃。
ハンブルグの選手たちもまた、(一部の者を除いて)集まり声を掛け合っていた。
常にハンブルグは全日本に対してリードを許すという展開だった為に、
彼らとしても常に冷や冷やする試合だったのだが……。
終わってみれば3−3の引き分け。手放しで喜ぶわけには行かないが、なんとか面目を保ったと言える結果と言えるだろう。
そんな中でシュナイダーは1人、最後の絶好のチャンスで決めきれなかった事を仲間たちに謝罪するのだが……。
どんなに優れたストライカーでもミスキックはある、と誰もが理解をしており。
また、この試合が練習試合である事もあってか彼を糾弾する者は皆無であった。
……一部にはこの輪に交わらず、恨みがましい目でにらんでくる者もいたが、彼については殆どの者が無視を決め込んでいた。
ヤラ「しかし思った以上に手こずったな……正直、下手なクラブチームよりずっと手強かったぜ」
ブリーゲル「ああ。 実際にこっちは結局一度もリード出来てなかったしな」
カルツ「こりゃ大会の前に実際に手合せ出来て正解だったな、シュナイダー」
シュナイダー「ああ……(敵のGK……ワカシマヅ、だったか。 大会では必ず借りを返すぞ)」
全日本のメンバー達が悔しさを感じる一方で、彼らの反応はといえばカラッとしたものだった。
無論、シュナイダーを初めとして、
仮にもヨーロッパNo.1クラブと言われているハンブルグの面々が、
サッカー発展途上国と言われる全日本に引き分けたという事実は重いと感じている。
だが、彼らのメンタリティは環境の違い故かプロに近いそれだった。
勝負に絶対はない――勝つ事もあれば負ける事もあるというのが、プロの世界。
油断をしていた格下相手に負けそうになってしまう、というのも常にある事。
この試合が練習試合だったという事もあってか、彼らにとって後悔などを感じるのはひと時の事であり、その目は既に前を見据えていた。
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0ch BBS 2007-01-24