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【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】
[576]森末(仮):2015/01/16(金) 02:15:01 ID:???
――フランス パリ
イタリアとアルゼンチンの改変。
それによって世界の管理者が多大な衝撃を受けている中、国際大会が行われるフランスの都・パリ。
ここでもまた、この世界に本来はいてはならない筈の人物が姿を表そうとしていた。
岬「(確か日本の皆が来るにはまだ時間があるんだっけ?
ヨーロッパ各地を遠征試合しながら回るみたいだけど……どれくらいやれてるのかなぁ。
三杉くんと松山がいれば中盤はそこそこ回るだろうし、守備も若林くんが合流するなら多分大丈夫だろう。
でも世界とのレベル差もあるからな……攻撃に関しても不安だらけだし、多分痛い目にあいまくってるんだろうなぁ。
そういえばキャプテンは誰なんだろう?
松山か若林くん、それに若島津って所だろうけど……松山がなってくれてると僕にも恩恵があるから嬉しいんだけどなぁ)」
リフティングをしながら階段を下り、思いを馳せる男――岬太郎。
原作では誰よりも優しさに溢れているかのような甘いマスクを持った大人気キャラも、
この世界では本編同様、それはあくまでも表の顔で裏では徹底的な利己的主義に凝り固まっていた。
既に片桐の手によって全日本代表への参加を要請され、
全日本サッカー界の覇権を奪う為にもとこれに乗り気であった彼は、
この頃常にチーム内での立ち回り方について想像を膨らませる。
岬「(ただ松山は……殆ど僕と同じ程度の実力者、なんだよね。
出来る事なら僕よりワンランク上の人がいて、僕がそのパートナーって形になれればいいんだけどな。
まあ……無い物ねだりしても仕方ないけど)」
この世界においての彼の立ち位置は、本編同様のように見えて、しかし、その実少し違う。
本編では絶対的なOMFという存在もあってか、あくまでも縁の下の力持ち的役割に甘んじていたものの、
この世界ではその絶対的な存在がいない為にその価値も大きく増していた。
故に、彼としては甚だ不本意ではあるが、誰かを支えてその甘い汁を啜るという行為は難しいかもしれないとも考えていた。
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0ch BBS 2007-01-24