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1- レス

【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】


[588]森末(仮):2015/01/17(土) 00:20:36 ID:???
???「頑張ってね、岬くん! フランス国際Jrユース大会、必ず優勝してくれ!
    そしていつかまた……いつかまた、一緒にプレー出来る時を待ってるから!」

大声で――ともすれば絶叫とも取れる声量で、わざとらしく両手を口にあてて叫ぶ謎の少年。
もしもこれが普通ならば――いつもの岬ならば、どこか照れた様子(勿論演技)ながらその声に応える。
或いはこのように相当"アレ"そうな人物に大声で話しかけられれば、全速力で逃げていただろう。
だが、この時の岬の反応はそれらとは違った。

岬「う……うん! 頑張るよ! 絶対に、優勝してみせる!」
???「うん、その意気だ! 大丈夫、岬くんに若林くん……それに皆の力を合わせれば、絶対に優勝出来るよ!」

それはまさに反射のように岬の口から出てきた言葉だった。
自分の頭が、少年の言葉を脳内でよく理解してから適切と思われる返答をするいつもの受け答えではなく。
ただ、少年の言葉に対して頭が理解をしてからではなく心が――否、"魂"が先に反応を示して答えた。

少年のまじりっけの無い満面の笑みと素直で純朴な声援を受けて、岬太郎はただそう反応する以外になかったのである。

岬「!?(い、今……僕はなんて……!?)」
???「それじゃあ、またね岬くん!」


0ch BBS 2007-01-24