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【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】
[598]森末(仮):2015/01/17(土) 02:08:41 ID:???
最初はぽつり、ぽつりと小声だったものが……徐々に大きなものへと変化していき、最後には絶叫に近くなる。
それはまさに、若林源三の正直な吐露であった。
何故、どうして……。若林の心の中には、その疑問しかない。
小学生時代全く名前も聞いた事がなかった板野という男が、何故自分からゴールを奪ったのか。
日本時代に無双とも言える程の活躍を見せ、サッカーの本場西ドイツで留学をした自分が何故ここまで失点を重ねなければならないのか。
何故日本時代は自分よりも劣っていた筈の若島津がシュナイダーのファイヤーショットを止められたのか。
それらの質問について、あくまでも見上は表情を崩さないまま淡々と答えていく。
見上「一つ目の質問だが、私も知らん。 小学生時代は、全国大会どころか主要なサッカークラブにも所属をしていなかったらしい。
だが、中学時代――ふらの中学への転入から突如才覚を表してきたストライカーだ。
……奴のように中学に入ってから伸びてきた者は他にもいる。
奴はただ小学生時代は無名だったが中学生になってからは国内トップクラスのストライカーになった、というだけだ。
二つ目の質問だが、3点目のPKはともかく、1点目はお前が指示したのだろうハンブルグの舐めたプレイとお前の判断ミスでの失点。
2点目は単純にお前が板野との勝負に負けた……というだけだ。
どうしても何も無い。
三つ目の質問だが……私の目から見ても、若島津が10回やって10回シュナイダーのシュートを止められるとは思わん。
10回やって2回、3回……止められればいい方だろう。 その2回か3回かの内の1回が来ていた、というだけに過ぎん。
無論、それだけの実力をつける為に若島津が努力に努力を重ねたのは言うまでもない事だがな」
若林「………………」
見上「いい加減に現実を見ろ、源三。 今の自分の立ち位置が解らん程、馬鹿ではないだろう」
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0ch BBS 2007-01-24