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【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】


[599]森末(仮):2015/01/17(土) 02:10:00 ID:???
認めたくない事実、何かの間違いだと言って欲しかった現実。
しかし、それらは全て実際に起こってしまった事なのである。
結果的に、3失点という大口を叩いたのに見合わない失点の数も。
板野という見た事も無かったポッと出の男に点を奪われてしまった事も。
自分より圧倒的に格下であると思っていた筈の若島津が、シュナイダーのファイヤーショットを止められた事も。

全て、現実なのである。

若林「どうしてこうなったんです……どうして……俺は……」
見上「ふん、『小学生時全国大会優勝チームキャプテン』で、『ハンブルグの正GK』だ、とでも言うつもりか?」
若林「!!」
見上「タワケ。 過去の実績も、肩書も、無論評価する際に参考にする重要な要素だ。
   だがそれだけでゴールを奪われないというのなら、誰も苦労はせん。
   対戦相手は実績や肩書を相手にシュートを放ってくるんじゃない。 シュートを止める際に頼れるのは、己の身一つだけだ」

輝かしい実績に、誇らしい肩書き。
プライドの高い若林にとっては何よりも大事にしてきた心の拠り所なのだが、
それらが実際の試合で役に立つ事は決してないと見上は断言。
これを聞いて若林はショックの余り茫然と口を開けてしまうのだが、更に見上は若林にとって耳に痛い言葉を続けていく。

見上「大体が小学生時代の実績など、所詮は過去の栄光に過ぎん。
   お前はこの先……ユース、そしてプロになってもその事を口にして生きていくつもりか?

   ハンブルグの正GKという肩書にしてもそうだ。
   確かにハンブルグは欧州No.1クラブチームと言われている、その正GKとなれば大したものだ……と言って欲しいんだろう。
   だが貴様はあくまで正GKであるだけで、欧州No.1GKという訳ではないだろうが」
若林「うっ……」


0ch BBS 2007-01-24