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【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】
[612]森末(仮):2015/01/17(土) 23:01:35 ID:???
そして視点は、主人公――だった筈の男、板野のものへと戻る。
彼は今、この西ドイツで過ごす間滞在するホテルのロビーにいた。
試合を終えてからは今まで感じた事の無い程の悔しさと無力感に苛まれていた彼は到底自室に戻って身体を休める気持ちにはなれず、
それは他の者達も同じだったようで、板野の周囲には松山を初め多数の全日本Jrユースメンバーが集まっていた。
松山「井沢、三杉……怪我は大丈夫だったのか?」
三杉「ああ、今日一日安静にしておけば明日からはもう問題なく動けるよ」
井沢「一応明日の練習試合については参加は控えた方がいいだろうって言われたけどな」
明るくない雰囲気の中、それでも気遣うように松山が今日の試合で出た負傷者の2名に問いかけると、
2人は大会に影響は出なさそうだと返答。
井沢にしろ三杉にしろ、全日本Jrユースでは重要な戦力である為に本来ならば喜ぶべき事なのだが、
この言葉を聞いても一同に笑顔は戻らない。
明日の練習試合――板野達には、再び憂鬱な現実が待ち構えていたからである。
沢田「あ、明日はブレーメンとイタリアJrユースとの練習試合でしたよね。
ブレーメンはともかく……イタリアってかなりの強豪国だったんじゃ……」
山森「……そんな相手に、三杉さんやキャプ……井沢さん抜きで戦うのか」
中西「シュナイダーみたいなとんでもストライカーはおらんやろなぁ……あんなんと戦うのはもう御免やで」
石崎「西ドイツも大会には参加するんだよな?
そのシュナイダーやカルツに加え、今度は国内の実力者が集まってくるんだろ? ……どうしようもねぇよ」
板野「(皆、落ち込んでるな。 俺もだけど……でも、このままじゃいけないのは確かなんだ。
こういう時、どうすればいいんだろう?)」
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0ch BBS 2007-01-24