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1- レス

【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】


[619]森末(仮):2015/01/18(日) 01:11:43 ID:???
>E.「…………」 黙ってボールを持ち、練習に行く
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板野「(……こういう時、やる事。 それは決まってる。
    才能が無い――実力が足りない時。 そんな時に出来る事は……)」

自分が今、何をするべきなのか……その答えはすぐに出た。
そしてそれを即座に行動に移そうとした瞬間――。

松山「!」
板野「ま、松山……」

先ほどまで板野同様、落ち込んだ顔でソファーに腰掛けていた松山が立ち上がった。
これもまた板野同様、近くに置いていたボールを持って。
突如対面に座っていた相手同士が、自身と全く同じ行動をした事で呆気にとられてしまう板野と松山だったが……。
すぐにその意図に気づくと、互いに真剣な表情で頷き合いながら、外へと駆け出して行った。

才能が無い者は、努力するしかない。

ふらの中学で共に過ごしてきた2人は、こういう時に自分たちが取れる行動について、ただそれしか知らなかった。

中山「……俺も行ってくる(そうだ、いつまでも落ち込んでいる場合じゃない……! 
   世界の広さと自分の矮小さを知ったなら、その差を少しでも埋めようと……。
   いや違う、その世界すらも超えてみせるくらいの気持ちにならないと!)」
新田「あ、ま、待って下さい中山さん! 俺も行きます!」
石崎「ちょ、ちょっと待ってくれ! 俺もつれてってくれ!」
三杉「(やれやれ。 試合で疲れている筈なのに……まあ、オーバーワークにならない程度にするよう、後で様子を見に行くとするか)」
反町「……? 若島津、お前は行かないのか?」
若島津「ああ(我武者羅に練習するだけでは……今の俺では駄目だ。 浴びせ蹴りはシュナイダーにも通用したが、セービングの質が足りん。
    根本から考え直すしかあるまい……セービングの精度を上げる方法。 何か、きっと何かある筈だ)」

その後、触発されたように中山が続き新田と石崎もそれに同行する。
こうして練習に向かう者達がいる一方で、全日本内でも相当の実力者とされる若島津は1人仏頂面で何やら考え事をしているのだった。


0ch BBS 2007-01-24