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【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】
[636]森末(仮):2015/01/18(日) 22:48:23 ID:???
〜 板野 〜
こうして中山がこの世界に存在しない筈の人物との接触により急成長をしていた頃。
板野もまた、離れた場所で1人練習に明け暮れていた。
彼はボールをただ強く蹴り、マグナムシュートの改良に勤しむ。
今日の試合でマグナムシュートでも……マグナムボレーでも、シュナイダーには敵わないと理解が出来たからである。
板野「(わかっていた事だけど、やっぱりシュナイダーは強い!
今日は調子が悪かったのかもしれないけれど、実際の威力を見てみればファイヤーショットとマグナムシュート。
その威力の差は歴然だ! このままじゃ大会でもミューラーやヘルナンデスにあっさり止められちゃうよ!)」
フランスのアモロやアルゼンチンのガルトーニならともかく、
世界的なキーパーであるミューラーやヘルナンデスといった実力者には現状では歯が立たないかもしれない。
改めて危機感を抱いた板野が取ったこの行動は、ある意味必然だったと言えるのだが……。
やはりとも言うべきか、ただ我武者羅にシュートを打ちこむだけでは目立った成果というのは出なかった。
板野「くそう……どうすればいいんだ?
イタリアはヘルナンデス以外が弱いから数を打てばなんとかなるだろうけど、
西ドイツからはそういう訳にもいかないよ……このままじゃ駄目なのに……」
森末「板野〜!」
板野「!? も、森末!?」
焦るばかりで成果が出ない事に苛立ち始めた板野の耳に聞こえてきたのは、
かつてこの世界に自分を連れてきてくれた精霊の声である。
慌てて振り向いてみれば、そこにはとてとてと歩きながら板野に近づいてくる森末の姿。
思わず板野が練習の手を止めると、森末はなんとも焦燥しきった表情(第三者からはいつもの無表情に見える)を浮かべつつ、
まずは大きく息を吐くと小さな手をピュッと上げてその口を開いた。
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0ch BBS 2007-01-24