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【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】


[656]森末(仮):2015/01/19(月) 01:10:24 ID:???
思わず届く速さにツッコミを入れる板野であったが、そこは無駄にワープなどが出来る森末。
なんと送られてくるものを見つけて実際に手に持って直接板野に届けたのだという。
郵送をしている人たちが商品紛失して大変な事になっているのでは、と思う板野だったが、
とりあえず早くに届けてくれた事に感謝をしつつ、まずは多田野からの手紙を読む事にする。

手紙の冒頭は、板野の試合での活躍を称える言葉とヨーロッパ遠征を激励する言葉。
これを読んで板野は多田野の心遣いに感動しながら、更に読み進めていく。

多田野の手紙『ところで今日の試合を見ていましたが、板野くんはまだまだマグナムシュートだけでは満足していないように思いました。
       僕に出来る事があれば、なんでも手助けしたかったのですが……。
       僕はサッカーをやった事がなく、生まれてこの方野球にしか興味がありませんでした。

       ただ、野球もサッカーも同じ球技。
       それにシュートを打つのもボールを投げるのも、
       対戦相手に触れさせない、空振りさせるという意味ではよく似たスポーツだと思います。
       幸い、僕はピッチャーで板野くんはシュートを打つのが仕事のFWです。
       僕のこれまで培ったピッチャーとしての知識が新しいシュートの開発になればいいなと思い、
       ここに僕の投球術を簡潔ですが書いておきます。

       ヨーロッパ遠征、そして国際大会。 どうかこのボールを、僕だと思ってお守りにして、頑張ってください!』

板野「多田野くん……」

同じ競技をしている訳ではないが、それでも2人はスポーツマンである。
苦悩する板野をなんとか助けようと思った多田野に唯一出来た事は、
その自分が持っている「野球に関する知識」を板野に伝授するというものであった。
更に手紙の2枚目を見れば、そこにはギッシリと書き込まれた多田野の文字。
速球の投げ方や握りを変えての変化球の投げ方などがわかりやすく丁寧に書かれており、
これだけのものを自分の為に送ってくれたのか……と板野は改めて多田野に感謝をする。


0ch BBS 2007-01-24