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【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】


[657]森末(仮):2015/01/19(月) 01:11:29 ID:???
そしてそれからしばらく……公園のベンチに座り込み、街灯を頼りに手紙を読んでいた板野だったが……。

森末「どうだい、板野? 役に立ちそうかい?」
板野「……うーん。 変化球の原理なんかについては、サッカーに応用できるかもしれない。
   ただ、今のマグナムシュート以上のシュートが開発出来るかっていうと……」

まず板野が注目をしたのは多田野の書き記していた変化球の数々をサッカーに転じる事が出来ないかというもの。
早田のカミソリシュートを初めとして、回転をかけたシュートはこの世界にも多数存在する。
多田野が得意球としている鬼スライダーの投げ方を読み、板野はこれを開発しようかと思うのだが……。
どうしてもその場合、球威や球速は落ちてしまい、板野の持ち味であるパワーが発揮出来そうにない。
折角多田野が送ってくれたこの手紙……そして多田野が昔から使っていたという野球のボールも、
彼の思いはありがたいが力にはなってくれないのだろうかと思い始める。
しかし、その時……不意にある一文が板野の目に留まった。

板野「……ん? マグヌス効果?」

その文字を見ただけでは、板野としてはサッパリ意味がわからなかったが、そこは多田野である。
板野にもわかるよう丁寧な解説をしてその現象の説明をしており……。
板野はそれを読みながら、ふむふむと頷きつつ、野球のボールをにぎにぎしながら頭の中でシミュレーションをする。

板野「言葉の意味はわからないし、実際にこんな事が起こりうるのか半信半疑だけど……」
森末「大丈夫だ! この世界はキャプテン森崎を元にした世界! 物理法則とかあんまり関係ない!」
板野「スカイラブハリケーンとかもあるしね」

板野の読んだ文に書かれていたのは、つまりはこうである。
スピードガンなどで球速を計る事が今の時代は出来るが、球速と言っても2種類が存在する。
打者の手元に来てからようやくスピードガンの数値に達するものと、初速から終速まで常にMAXスピードが出るもの。
当然ながら後者の方が打者の体感速度は速く、これが所謂『ノビのあるストレート』というものなのだと書かれてある。


0ch BBS 2007-01-24