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【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】


[735]森末(仮):2015/01/20(火) 00:35:31 ID:???
こうして各々の練習が進み……やがてあがりの時間となる。
板野達は再びバスでホテルに戻ると、食事を終えて自室へ。
しかし、板野だけはこっそりと部屋を出ると昨日練習を行った公園へと向かい、
昨日と同じように必殺シュート会得の為の特訓を重ねるのだった。

板野「うーん……HOP-UPって難しい。 本当に物理的に考えてこんな事が起きるんだろうか……」

やがてこれ以上の練習は明日以降に差し支えると判断した板野は帰路につく。
夜間に無断で出歩いた事がバレないよう、抜き足差し脚で自室に戻ろうとするのだが……。

見上「…………」
板野「ひぇっ……(み、見上さんがいるー!?)」

その途中、ロビーでタバコを吸っている見上を発見する。
バレないようにと息を殺して戻ろうにも、見上は既に玄関から入ってきた板野に視線を向けており言い逃れは不可能。
これは雷を落とされるかと板野はビクビクしながら、煙草の火を消して近づいてくる見上を上目使いに見るのだが……。

見上「オーバーワークはくれぐれもするな。 自己管理を怠り、大会では本調子を出せませんでしたでは話にならんぞ」
板野「は、はひ……」
見上「……それと、もう少しバレないように出て行け。
   部屋を出る時は同室の者に悟られて仕方ないとして、他の者には見つからんように。
   ……ホテルの裏口を教えておく、明日以降はそこを使え」
板野「へ……?」
見上「………………」

てっきり大目玉を食らうものと思われたが、見上はあくまでも度を超えた練習を諌めるだけに留まり、
それに加えて明日以降の練習も認めるかのような発言をする。
規律を重んじる見上の意外な言葉に、板野は思わず目を丸くするのだが……。
見上はそれ以上言う事はない、とばかりに口を閉じた。


0ch BBS 2007-01-24