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【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】


[783]森末(仮):2015/01/20(火) 22:47:08 ID:???
明くる日、板野達は再びヴェーザースタディオンで練習を行っていた。
まずはランニングで体を十分解し、これからの練習に備える。
午前中は事前に言われていた通り、戦術練習を行うとされていたのだが、
具体的に何をされるのか聞かされていない一同は見上に一体何をするのかと問いかけるのだが……。

見上「これから始めるのはチーム全体となって行う戦術の習得だ。
   ……板野、松山、前に出ろ」
板野「(もしかして……)はい!」
松山「はい!」
見上「お前たちの記憶にも新しいだろう、ふらのが使っていたなだれ攻撃。
   今日からの練習でそれをみっちり体に叩き込んで貰うぞ」

その問いかけに答えるようにして、板野と松山を前に出した見上は高らかに宣言。
なだれ攻撃――全員攻撃を仕掛けながら、ボールを奪われても零されてもすぐさまカバーに走り、
延々と攻撃を成功させる事を主眼とした戦術。
松山が指導を施してふらの中学の全員に意識を徹底させる事で実現したその戦術は、
確かに中学生離れしており実際に出来れば試合においても大きなアドバンテージとなる。

来生「でもよう、あれってただの全員攻撃とは違うのか? 戦術って程のもんでもなくね?」
松山「いや、違うぞ。 なだれ攻撃はそもそも攻撃を継続させ、成功させる為に考えた戦術なんだ」
板野「ボールを奪われさえしなければ、例えこぼれ球にしても続いていくんだ。
   その為には常にフォロワーが必要だから、ポジショニングとかには気を配らなくちゃいけない」
中山「それを今日からたった4日で……しかも午前中の練習だけで会得しなければならないのか」
石崎「よーし、やったるぜ!」
見上「(使える手札は多ければ多い方がいい。
    ふらのにいた2人がコーチ役になれるというのは大きい。
    4日間という付け焼刃になるが、奴らの指導ならば、まず問題は無いだろう)」


0ch BBS 2007-01-24