※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】
[814]森末(仮):2015/01/21(水) 00:26:15 ID:???
〜 山森 〜
山森「はぁ……」
憂鬱げなため息を吐き、練習に励む者達を眺める山森。
合宿が始まって以来、彼は苦悩と挫折の連続を味わっていた。
元々2年生としては優秀な実力を認められ、南葛中学ではGKの剛田同様下級生ながらレギュラーを獲得。
井沢と共に中盤の要として機能をしていた。
だが、この合宿に来てからというものの、彼は自分の実力不足を痛感していた。
得意のパスも沢田や小池には劣り、守備力も決して高いとは言えない。
空中戦にはある程度の自信があるが、それも世界で通用するかと言われれば疑問であった。
器用貧乏どころではなく、全ての面において使う必然性が今の山森には無い。
真面目な彼はどうしたものかと頭を悩ませ続けていたのだが、ただ悩むだけで結果がついてくる筈もなく。
ただただ方針も無いまま練習を繰り返していたのだが……。
ザッ
若林「よう」
山森「あっ、わ、若林さん!」
若林「何やってんだ? シュート練習か?」
そこに現れたのは天才(?)キーパー、若林源三である。
南葛SC出身者である山森にとって、若林は伝説の人物であると言っても過言ではない。
5年生時、6年生時共にキャプテンとして全国大会で優勝をし、西ドイツへと留学。
輝かしい実績を持つ彼は先日のハンブルグ戦で醜態を見せつけたが、それでもまだ山森の中には彼への敬意が残っていた。
思わず畏まる山森に対して、若林は変に気を使わなくてもいいと言いながら、後ろにいた高杉に言いつける。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24