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【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】
[81]森末(仮):2014/04/11(金) 22:03:45 ID:???
そしてある程度落ち着いた所で一同は作戦会議に走り、シュナイダーの体力が余っていると聞いてホッと胸をなでおろす。
しかし、この緩みかけた空気に改めて喝を入れたのは、常にどこかで一線を引いたように試合を見つめ、
冷静で飄々としながらも与えられた仕事をこなすハンブルグが誇るMF――ヘルマン=カルツであった。
彼はトレードマークである爪楊枝を吐き捨てると同時、あくまでも全日本の選手たちは侮れる相手ではない。
シュナイダーが打てさえすればほぼ確実に決まるとはいえ、
打たせる状況を容易に作らせてもらえるとは思えないと諌めながら、先ほどまでの飄々とした態度から一変。
本気と書いてマジと読むかのように表情を引き締めると、眼光鋭く自陣に戻ってゆく全日本選手たちを見つめる。
ゴンゲルス「確かに……あの14番は要注意だ。 さっきのヤラのパスをカットしたのも凄かったしな」
カルツ「ああ、もしアイツが突破してくるんなら下手に当たりに行くのは厳しいな。
人数をかけるか、俺やシュナイダーが戻るまで時間を稼ぐかせんと到底取れそうにない」
シュナイダー「ワカバヤシ、あの双子に代わって入った選手たちの情報はないのか?」
若林「……見た事もない奴だ。 少なくとも、俺が小学生時代には会っていない」
シュナイダー「ならば試合の中で情報を出していくしかないな」
カルツ「それでシュナイダー、差し当たってこの1点はどうやって返すね」
改めて自分たちがまけている事、そして全日本というチームが間違いのない強敵である事を確認した彼らは、
そのまま作戦会議を始める。
特に話題に上がったのはこの得点をほぼ1人で演出したといってもいい三杉の事であり、
DF陣はカルツがあっさりと抜かれた光景を思い出しながら三杉を強く警戒。
続いて、攻撃について何かいいアイデアは無いかと、カルツはキャプテンであるシュナイダーに意見を聞く。
シュナイダーはスコアボードと時計に視線を移し、顎に手をあてながら暫し考え込むのだが……。
シュナイダー「そうだな……」
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0ch BBS 2007-01-24