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1- レス

【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】


[954]森末(仮):2015/01/24(土) 00:24:55 ID:???
〜 石崎 高杉 〜
石崎「なんだか他の連中はどんどん技覚えてやがるなぁ……」
高杉「(今日も若林さんは来生達と練習か……はぁ、結局俺は鍛えて貰えなかったな……)」

練習も3日目となり、周囲の者達がどんどん技を身に着け実力を向上させていく事に危機感を覚えていたのは石崎と高杉である。
激戦区と言われるFW、松山と今後合流をする予定の岬以外はほぼどんぐりの背比べというMFに引き替え、
彼らが主戦場とするDFというグループは既にスタメンクラスが確定しつつあった。

オーバーラップも出来る俊足DF、中里。
鋭いタックルでボール狩りにかけては全日本でも一、二を争う早田。
スキル・スカイラブを覚え利便性も向上した全日本の壁、次藤。
GKとしての経験からか視野が広く判断力にも優れる中西。
そして、全ての分野において一流に近い能力を持つ万能型のDF――中山。
彼らの間に割って入るというのはあまりにも難しく、石崎達は自分たちが1番レギュラーに程遠いという事実を理解していた。

石崎「俺達が入るならCBなんだろうけど、次藤も中西も逆立ちしたって勝てそうにねぇからなぁ……」
高杉「くっ……俺にもロングスローという特技があるっていうのに……」
石崎「俺だって顔面ブロックならシュナイダーのファイヤーショットだって止めれる……かもしれねぇって板野に言われたんだぜ!」
高杉「そうだ……俺達にだって特技はあるんだ!」
石崎「おうよ! 腐ってる場合じゃねぇ! ガッツだガッツ、練習しかねぇぞ!」

それでも彼らは自分たちにも誰にも負けない特技があると自負をしていた。
本当に箸にも棒にもかからない程の選手だとは思わない――思いたくなかったのだ。
故に、彼らは声を出し、明らかな空元気でありながらも練習に励んだ。

見上「(……石崎に高杉か。 石崎は多少はタックルがマシになり……高杉もクリアーが出来るようになったか。
    だが、現状ではよほどの事が無い限りは使えんな……)」

しかし、この練習を見ていた見上が無常な現実を再確認していた事を、石崎達は知らなかった。

※石崎が「スキル・タックル+2」を習得しました。
 高杉が「頭突きクリアー」を習得しました。


0ch BBS 2007-01-24