※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【伝説の】Another-CU_9【継承者】


[541]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/30(月) 17:10:27 ID:???

> 《ハート》 「オレ個人の力で、自分たちが雑魚である事を気付かせる!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

〜翌日の放課後〜

 杉本久美にとって、今日は何でもない平日のつもりだった。
 学業に励み、マネージャー業に精を出し、少しだけ先の事(大会予選)を考える…
 そんな毎日の中の1日でしかないと思っていた。

 昼休みに先輩兼自称サッカー部コーチの中山が『練習前にミーティングをしたい』と神妙な
顔つきで連絡してきた時も、特別何も思わなかった。
 精々、マネージャーである自分達に連絡くらい任せれば良いのにと思った程度だ。
 だけどいつもと違う可能性に気が付くべきかも知れなかった。
 彼がマネージャーを使わずに、わざわざ自らの足で連絡して回ったのは、何か腹を据える
事があった故なのだと。


中山「ええと… 皆が俺をコーチ役として認めてくれたのは、療養する前の俺の実力を覚えてるのと、
    詳細は言ってないがイタリアでサッカー指導を受けていた経歴を考えての事だと思う。
    つまり俺の実力が云々ではなく、海外でサッカー指導を受けた点を評価しているんだ。」

 部室に部員を集め、中山はホワイトボードの前に立ってそう切り出した。
 井沢も滝も山森も、他のレギュラー陣も首を傾げており、話の想像がついている様子はなかった。
 もちろん杉本久美も例外でなく、中山の意図は汲み取れずにいた。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24