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【伝説の】Another-CU_9【継承者】


[542]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/30(月) 17:12:54 ID:???

中山「だから俺が今現在どれくらいの実力なのか、ここに居る誰も正確には知らない。」

井沢「おい中山、何が言いたいんだよ?」

 少し声が上ずっている中山に対し、井沢が苛立ち気に口を挟んだ。
 貴重な練習時間を取られた事が気に入らないのだ。
 しかしその反発的な口調が逆に中山を落ち着かせた。

中山「そうだな… 例えば井沢は、俺の実力をどれだけ高く見積もるとしても、
    OMF(攻撃的MF)としては自分よりも上の筈がないと思ってるんじゃないか?」

井沢「は? いや、そんなの当然だろ。 どれだけ実力があるとしてもお前はDFだし。」

中山「そうだろ? で、DF陣はもしかしたら自分達の方が下だと思ってるかも知れない。
    だけど例えば俺がFW役の1対4でゴールを奪われるなんて事は思いもしないだろう。
    GKの剛田と一条もそうだな?」

 人を見下したり傷つけるような物言いに馴れていない中山にとって、事実を突きつける事も
ある意味苦痛であった。
 しかし甘い認識、身の程を知らぬ言葉をハッキリと聞くことで、抵抗感も徐々に薄まった。

高杉「なんだそりゃ。」
西尾「おい中山、何言ってんだお前?」
剛田「そりゃあ先輩… 舐めてるんすか?」

 少しずつ部室に騒然となる空気が満ち始める。
 そういう色々な…好意的な感情は皆無で、反発と疑問の感情ばかりの空気だ。


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0ch BBS 2007-01-24