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1- レス

【伝説の】Another-CU_9【継承者】


[571]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/01(火) 18:45:22 ID:???

<UAE 某都市/私有地>

 ズバシュゥッ!!!  ピイィィィィィィィィィィィィィ!!!!

 アルシオンのミドルシュートが敵チームのゴールをまたも貫いた。
 試合終了までもう間もなくだが、彼は今日これで5得点目だった。

シニョール「ヒュー♪ ったく格が違うよなあ。」

ナムリス「まあ奴ならこれくらいは当然だ。」

フィッツウォルタ「突破力SS、得点力SS… 相変わらずの桁外れだ。 しかし…」

 アルシオンのゴール数は数ヶ月前よりも増加傾向にあった。
 反面、アシスト数は激減の一途を辿っている。

 サッカーが得点を競うスポーツである以上、そこに懸念が生じる余地は無い筈である。
 しかしそうもいかないのは、選手達が人間だからであろう。


蓮子「ゴールしても誰も駆け寄らなくなっちゃった。」

 宇佐美蓮子は只の事実を口にして、薄い溜め息を吐いた。
 カンピオーネの選手達は別に薄情なのではない、アルシオンを嫌っているわけでもない。
 これはゴールした後のチームメイトの祝福を、彼自身が嫌がった結果による光景なのだ。


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0ch BBS 2007-01-24